COLUMN / お墓の種類・埋葬方法

東京都の納骨堂・永代供養の選び方|費用・手続き・参拝時間

東京都の納骨堂・永代供養の費用・手続き・参拝時間を示すイラスト

駅から通いやすい屋内のお墓を探し、改葬を伴う契約の手戻りを避けたい方へ。納骨堂との契約だけでは改葬は完了しないため、施設・現在の墓地管理者・自治体に確認する順番から整理します。

公開日:2026-08-08 更新日:2026-09-07 執筆:やすらぎ墓苑案内編集部

仕事帰りにお参りしたい方、遠方の家族も参拝しやすい場所を探す方、墓石や草木の管理を避けたい方を想定しています。

納骨堂は、建物内に遺骨を安置する施設です。

駅から近い、天候の影響を受けにくいといった特徴があっても、参拝方法や契約後の費用は一律ではありません。

PROCEDURE FIRST

改葬を伴うなら、契約と許可手続きを分けて確認

新しい納骨堂と契約しても、今あるお墓から遺骨を移す改葬の許可まで終わるわけではありません。

  1. 新しい納骨堂

    受入条件、契約期間、納骨日、必要書類を確認します。

  2. 現在の墓地管理者

    埋葬証明など、自治体への申請に必要な書類と返還条件を確認します。

  3. 現在のお墓がある自治体

    改葬許可申請の窓口、添付書類、発行までの期間を確認します。

  4. 納骨後の保管

    許可証の提出先、納骨法要、参拝開始日を新しい施設と調整します。

INDOOR MEMORIAL

見学前に確認する5項目

  • ロッカー式、仏壇式、自動搬送式などの収蔵形式
  • 参拝できる時間、休館日、予約の要否
  • 納骨できる人数と、個別安置の期間
  • 管理費、更新料、延長料、追加納骨料
  • 期間後の合祀と、合祀後の供養方法

納骨堂は「室内」だけで比較しない

納骨堂には、参拝スペースの前に遺骨がある形、専用の参拝室へ案内される形、共有の礼拝スペースでお参りする形などがあります。

同じ名称でも、家族が会う場所、供花や線香の扱い、混雑時の使い方が変わるため、見学時に実際の動線を確認します。

永代供養付き納骨堂の契約・改葬手続きを確認する

「永代供養付き」と書かれていても、契約や納骨の手続きが不要になるわけではありません。

すでにあるお墓から遺骨を移す場合は、現在のお墓の管理者と、墓地がある市区町村の案内を先に確認します。新しい納骨堂側には、受け入れ可能な遺骨の状態、納骨法要、必要書類、予約の要否を聞いておくと手戻りを減らせます。

新しく納骨する場合

受入条件、契約、納骨日、法要、参拝開始日を新しい施設へ確認します。

既存墓から改葬する場合

墓地管理者の証明と、現在のお墓がある自治体の改葬許可が関係します。

  1. 新しい納骨堂の条件を確認する

    契約期間、個別安置の期限、合祀の時期、納骨人数、必要書類を確認します。

  2. 現在のお墓の管理者へ相談する

    埋葬証明など、改葬許可申請に必要な書類と墓石撤去・返還の条件を確認します。

  3. 現在のお墓がある市区町村へ申請する

    改葬許可申請の窓口、申請書、添付書類、発行までの期間を自治体に確認します。

  4. 許可証と納骨日を新しい施設へ伝える

    改葬許可証の扱い、納骨法要の日時、骨壺や粉骨の条件を施設と調整します。

手続きは自治体と施設に確認する

自治体や施設によって必要書類・窓口・手順が異なるため、上の順番は確認の目安です。制度の根拠は東京都消費生活総合センターの改葬案内と、現在のお墓がある自治体の案内で確認してください。

東京都で墓じまい・改葬を進める手順を詳しく見る

改葬・納骨で確認する書類と質問

書類名や提出先は自治体・施設によって違うため、検索結果だけで書類を決めつけないことが大切です。

たとえば町田市は改葬先の受入を証明する書類を案内し、板橋区は改葬許可申請書・改葬先の受入証明書・改葬元の埋蔵または収蔵証明書を必要書類の例として示しています。これは自治体ごとの案内例であり、東京都内のすべての自治体にそのまま当てはまるとは限りません。

  • 新しい納骨堂の受入証明書など、契約前に用意する書類
  • 現在の墓地管理者が発行する埋葬証明書などの証明
  • 現在のお墓がある自治体へ提出する改葬許可申請書
  • 許可後に交付される改葬許可証と、新施設への提出方法
  • 本人確認書類、続柄が分かる書類などの追加書類の要否
  1. 「既存墓からの改葬ですが、受入先の書類名は何ですか」

    施設が案内する書類の名称、発行時期、有効期限を確認します。

  2. 「埋葬証明は誰に依頼しますか」

    現在の墓地管理者と自治体のどちらへ何を提出するかを分けて聞きます。

  3. 「許可証が交付された後、納骨まで何を持参しますか」

    改葬許可証、契約書、納骨予約、法要や骨壺の条件を一つにまとめます。

参拝時間と休館日を生活に合わせる

屋内施設でも、管理事務所の営業時間と参拝できる時間が同じとは限りません。

仕事の前後、休日、彼岸やお盆に行けるか、予約が必要かを確認しておくと、契約後の不便を減らせます。

  • 参拝時間と最終受付
  • 休館日、法要や行事による制限
  • 予約の要否と、家族以外の参拝方法
  • 車椅子、杖、ベビーカーでの移動

価格は「安置期間」と「更新」を見る

納骨堂の料金は、永代使用料、納骨料、銘板、管理費、更新・延長料などに分かれることがあります。

一定期間後に合祀されるプランでは、個別にお参りできる期間と、その後の遺骨の扱いを確認します。

東京都のお墓の費用相場と見積もりの見方を見る

東京都の永代供養の費用と総額の確認点を見る

機械式・自動搬送式は管理方法も質問する

機械を使って参拝場所へ遺骨を移動する施設では、設備の点検、停電・故障時の案内、災害時の対応を確認しておくと安心です。

設備の有無や仕様は施設の公式案内に記載されている範囲だけを判断材料にし、掲載がない場合は施設へ質問します。

COMPARE IN THE DATABASE

当サイトでは、納骨堂を墓地の種類やエリアから探せます。参拝時間、安置期間、更新条件などは、施設詳細と公式案内で最新状況を確認してください。

東京都の納骨堂を探す

納骨堂の費用例は「モデル」と「施設公式」を分けて見る

納骨堂の料金は、形式、納骨人数、個別安置の期間、管理費、銘板や納骨の扱いで変わります。

次の金額は東京都全体の平均ではなく、比較の仕方を示す説明用モデルです。実際の契約費用として扱わず、候補施設の見積もりと置き換えてください。

ロッカー式モデル初期60万円+年間管理費1.5万円×20年+銘板2万円=92万円。個別安置期間と更新料は別途確認。
自動搬送式モデル初期120万円+年間管理費2万円×20年+銘板3万円=163万円。参拝方法や設備条件をそろえて比較。
合祀型モデル初期30万円+納骨・法要5万円=35万円。個別安置がない場合の参拝方法を確認。
施設公式ページにある料金例

板橋区の長徳寺の公式案内では、4体までの個別型について永代使用冥加金100万円、年間管理料5,000円、非檀家の場合の入壇志納金10万円が掲載されています。また、合祀型は30万円で年間管理料・入壇志納金なしと案内されています。これは一施設の公式例で、東京都全体の相場ではありません。

納骨人数・個別安置期間・合祀を一つの表で確認する

人数

一人用、夫婦用、家族用のどれか。追加納骨の上限と料金。

期間

何年間、何回忌まで個別に安置されるか。延長できるか。

合祀

時期、場所、合祀後の参拝方法。改葬できるか。

管理

年間管理費、更新料、滞納時の扱い。誰が供養するか。

見学でそのまま使える質問

  1. 「この料金に含まれるものは何ですか」

    銘板、納骨、法要、骨壺、粉骨、初回供養を項目別に確認します。

  2. 「20年後に選べる方法は何ですか」

    延長、更新、合祀のそれぞれの条件と料金を確認します。

  3. 「平日の夕方や家族以外も参拝できますか」

    参拝時間、最終受付、休館日、予約、代理参拝の扱いを確認します。

  4. 「停電や故障のときはどうなりますか」

    自動搬送式では、参拝方法、復旧連絡、代替の供養方法を質問します。

FAQ

よくある質問

東京都の納骨堂は、いくらくらい用意すればよいですか?

施設・形式・人数・個別安置期間で変わるため、一律の相場とは言えません。この記事では、費用を考えるためのモデル例と、板橋区の施設公式ページに掲載された料金例を分けて紹介しています。

納骨堂はいつでもお参りできますか?

できるとは限りません。参拝時間、休館日、最終受付、予約の要否、法要や混雑時の制限を施設ごとに確認してください。

自動搬送式で確認すべきことは何ですか?

参拝の動線、待ち時間、停電・故障時の案内、災害時の対応、設備更新の考え方を質問します。掲載情報だけで判断できない項目は、見学時に確認します。

個別安置の期間が終わると、必ず合祀されますか?

施設の契約条件によります。合祀の時期、延長の可否、延長料、合祀後の参拝方法、改葬の可否を契約前に確認してください。

永代供養付きの納骨堂へ改葬するとき、どんな手続きが必要ですか?

現在のお墓がある場所の市区町村や墓地管理者に確認し、埋葬証明など必要書類をそろえて改葬許可を申請します。新しい納骨堂の契約条件や納骨法要の予約も別に確認してください。

納骨堂と契約すれば、改葬手続きも終わりますか?

終わりません。新しい納骨堂との契約は受入先の確認で、今あるお墓から遺骨を移す改葬では、現在の墓地管理者への相談と、現在のお墓がある市区町村への許可申請が別に必要です。必要書類や順番は自治体と施設へ確認してください。

SOURCES & CHECK DATE

参考・確認先

本文の制度・施設例は、以下の公開情報を確認して整理しています。料金や募集状況は更新されるため、申込前に最新案内をご確認ください。